今の時代に居抜き貸店舗物件はマッチしているか

元々カフェを営業しているオーナーさんが、引退して店舗を貸し出すことにしました。
天然木にこだわった落ち着いたカフェ物件を活かしてくれる入居希望者でもいればありがたいとのことでしたが、募集要項を見て内覧したのは焼き肉屋さんとラーメン屋さんでした。
居抜きと言っても、カフェの厨房では軽食くらいしか対応出来ず、またラーメン店希望者は天然木の床板を剥がして土間コンクリートにしたいと言います。
居抜き物件と言ってもほとんどが改装、改築を了承しなければならないと、不動産業者からも言われました。
居抜き物件と言えば、初期投資が必要なく、初めて開業する方には良いのかと思っていましたが、今の時代にはマッチしていないのかも知れません。
今は店構え自体にも自分の味を出したいのです。
そう思えば、この店舗を作ったときも、自分の大好きな木を沢山使った落ち着いた店舗にしたかったですし、借金もしたけど、自分が好きでこだわったお店だからこそ、その後も頑張れたんだと思います。
このお店を気に入って、同じ想いの入居者がいればいいなと考えていましたが、それぞれ好みや想いもあり、またそんな店主達の話を聞くと、やはり自分の好きな雰囲気にして本気でやっていきたいと感じます。
だれでも即営業出来る居抜き物件もありがたいようですが、店構え、看板、お皿やカップひとつにも想いの入った店舗が素敵な時代なんだと思いました。

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